幼馴染だからってやっていいことぐらい解れ【気象系】R-18
第1章 はじめまして
ふと前を見ていると、
教室からひとりの男の子が出てきた。
タチウオ組の、二宮君だった。
「ねぇ、なんでおれらにあるものが
おまえにはないの?」
また、同じ質問。
そんなのまだ5歳の私に分かるわけないでしょ。
「せんせいにあるおっぱいもないし、どこがおれらとちがうんだ?」
ガシッと痛いくらい胸を摘まれる。
「いたっ、やめてよ」
今でいえばセクハラなのだが、幼稚園の男の子が
こんなことをしたとしても注意で終わるだろう。
「はだかにすればなにかわかるかもしれない。」
「え、なにいって!」