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貴方に有難うの言葉を〜沖田総悟ver.〜(完)

第7章 頼らなかった理由とは…?


「春野はてめーぇが"好き"だったんだよ」

「ぇ」

「アイツがお前を頼らなかったのには"理由"があったんだよ」

「…理由…」


何だよーー…


俺を頼らなかった理由って…。


アイツから何か聞いたのか…?


でも、"イジメ"については…


何も話さなかったって…。


一体、どうなってるんでさァ……


アイツがウソを言ったってことなのか…?


「アイツは…」

「……」

「…悪い…この先は本人に聞いてくれ」

「ぇ」

「春野に口止めされてんだ、言うなってなァ」

「ここまで聞かされて"この先は本人に聞け"ってなしだろィ」

「悪いな」

「……」


華菜は一体、
先生に何を喋ったんだよ……。

俺には何も
言ってくれなかったじゃないですか……。


どうして……


華菜が俺が好きって……


"幼馴染"としてじゃなく……?


アイツが俺を頼らなかった理由って……?

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