第1章 出会い
すばると店に入った
『むっちゃオシャレやん』
すばる「たまに来てるねん」
『へぇー。いろんな女の子連れて来てんやろ?』
すばる「あほか。もうそんな年ちゃうわ」
『ふーん・・・』
すばる「あん時は、色々あったしな」
『そやな。うん・・・』
すばる「あん時、悪かったな。」
『もういいよ。忘れてたし』
すばる「おん・・・」
しばらく、飲んで店を出た
タクシーを捕まえようと大通りに出た
すばる「・・・」
あたしは、すばるの方を向いた
すばる「好きや。」
そう言って、抱きしめられた
『ちょっ・・・』
そのままキスした
近くで車のクラクションが鳴り我に返った
『あ、タクシー・・・』
あたしは、一人でタクシーを捕まえて乗り込んだ
そのまま、すばるになんも言わんと去った
酒ってイヤやって初めて思ったかもしれん・・・
家に帰ったら、旦那はもう寝てて
静かにお風呂に入ってベッドに潜った
それでも、すばるの唇の感触
懐かしい感触やった