第1章 誠凛入学
「よーし、全員揃ったなー」
此処は、誠凛高校の体育館
そこでは、バスケ部の仮入部が、たった今行われているのだ
「あ、あのー。すいません」
と、そこに白色の髪の女子生徒が現れた
「何か?」
彼女に対等したのは、短髪の女子生徒
「あの、男子バスケ部ですよね?コレを……」
白髪の女子生徒が渡したのは、一枚の紙――入部届けだった
それを短髪女子生徒を見てみると、
【1年B組 白瀬舞花】
「白瀬、舞花さん?」
「はい。あの、ダメですか?」
白髪の女子生徒――舞花は、不安そうに見る
「………良いわ。ちょうど、男子達も一緒にいるから、どうぞ」
「ありがとうございます!!」
女子生徒に案内されるがまま、舞花は体育館の中に入った