第10章 『Anotherstory~№1』
その夜、
仕事を終えた俺の
ケータイ(スマホ)に
彼女から・・・
《もう、勇太のこと
よく分かんない…
と、LINEが入っていた。
そりゃ2週間足らずで
分かられた気になられても
困るけど…笑
だから?》
すぐ付いた既読…
こりゃずっと見てたなww
《だからってなに?
だからどうしたいの?》
《勇太ってあたしのこと
大事におもってくれてないんだね…
きっと、
否定してほしいんだと思う。
でも・・・
まあな》
・・・
それから2週間、
連絡はおろか
学校でもまったく話さなかった。