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転校少女と…
第44章 『神宮寺勇太.END』
『……っ、どうして今…そんなことっ』
泣き出すことなんて分かってたのに…
『っでも……ありがとう…』
だけど驚いたのは、
涙で顔をぐちゃぐちゃにさせながらも
彼女がお礼をいったこと。
だからもう抑えられなくて、
自分の気持ちに嘘をついていられなくて、
彼氏と距離を置いた時にっていうのは
卑怯ではあるけど、でも…
神「***…」
『っ!』
思わず抱きしめて、驚く彼女をよそに
腕にもっと力を込める。
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