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転校少女と…

第38章 『転校少女と小さな歪み』



宇「じゃあ、"羽生田くん"
借りてきますね」


そう言ってふたりは

停めてあった乗用車の

後部座席に乗った。

車は走り去り、

私はひとり残されてしまった。


なんだろう…この感じ。

なんだかとても妙だ。


次の日からは

いたって普通に過ごしたが、

あの日…宇池七瀬さんが

転入して来たことによって、

ふたりの仲に、

大きな穴を空けてしまうことを

私も拳武くんもこの時は知らない…

そしてこの時から、

歪みはちらほらと出来ていたんだ。
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