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転校少女と…
第36章 『転校少女と各々の危機』
『………っ!!!』
その人物は私のもとまでくると、
神「大丈夫?」
と言いながら、
私の脚の傷をまじまじ見る。
『な、な……んで…』
神「派手にやったね…
一回消毒した方がよさそう
……公園かどっか行こっか」
私が言葉を失っていると、
その人物はすくっと立ち上がり
私に手を差し延べる。
神「歩ける?なんならおぶるけど笑」
その悪戯な笑みに
懐かしさを感じた私は、
さっきのことを忘れたいが為に
『歩けそうに…ない』
とだけ言っていた……
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