• テキストサイズ

転校少女と…

第30章 『Anotherstory~№3』


放課後…


『じ、神宮寺くん!』

神「・・・・なに?」


最近の彼は、

私が出会った頃よりも酷い状態にある。

何をするにも身が入っていない。

この間の中間も酷いものだった。


『き、今日は…』

神「今日は一緒には帰れない」

『!』


私の言葉を先読みしてか、

彼ははっきりとそう言った。


『今日、お仕事は…?』

神「・・・オフ」


知ってる…


『でもなんで今日に限って?』

神「今日に限ってっていうか、
いつもやってもらってるから
オフの日くらいはやらないと…」


彼をあの女と

ふたりきりにさせたくない…

しかし、私にはその術がない。


神「じゃあ・・・」

『・・・・・』


結局、私には

どうすることもできない…
/ 398ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp