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転校少女と…
第22章 『転校少女と不可解な君の行動』
ちなみに、
今私たちは学校に向かっている。
堀越最寄りの駅から
徒歩十分ほどだ。
下校は毎日一緒だが、
登校はそれぞれだった私たち。
しかし拳武くんが、
「長い時間一緒にいたいじゃん♪」
と言うので登下校を共にすることに。
仕事の方も
だんだんと忙しくなりつつあり、
こういったちょっとの時間も
私たちには大切なのだ。
拳武くんに
"前の彼女" のことも聞いているし…
きっと私よりも、
"ふたりの時間" については
考えているんだと思う…
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