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転校少女と…
第20章 『Anotherstory~№2』
君には言わないが、
これは俺にとって
ある種大きな一歩なんだ。
隣の君は、
夕日に感動している…
あの娘も、
"そうだった"
君の横顔をみて思う…
いや、
ここに来れた時点で俺は、
もうきっぱりと忘れられていた。
傷はもう完治している。
それは、
今隣にいる君が
思い出させてくれたこと。
君を好きになったおかげで、
思い出せたこと。
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