第5章 新たなる日々

ぐったりと
脱力する白雪の目前に
限界まで腫れ上がった
自身を晒す


「あっ…」


政宗の望みを知り
喉を鳴らす白雪


躯を起こすと
膝立ちした政宗の前に
跪きおずおずと
手を伸ばしそっと触れる


「くっ…」


紅い小さな舌が
脈打つそれに近づき
ちろりと動くそれだけで
ビクリと腰が引ける


両手を添えて
ぺろぺろと舌を動かす
亀頭から溢れた蜜を
必死に舐めとる


「…白雪…はぁ…咥えられるか？」


声を発せずコクりと頷いて
愛らしい唇を大きく開く
口いっぱいに政宗を頬張って
苦し気に仰ぎ見る


「んっ…ふっ……ん」


「いい子だ…」


言葉に出来ない
興奮が駆け巡る


美しい顔を
苦痛に歪めながら
懸命に舌を這わせ
白く華奢な指が
陰茎を撫でる


「白雪…こっち見ろよ」


涎を垂らして男根を咥え
涙目で自分を見つめる白雪


余りに妖艶で煽情的な姿に
耐えきれず白雪の頭を掴み
強制的律動を繰り返す


「んっ……んっ……んっ……ふっ……」


涎にまみれた唇と
濡れそぼった陰茎が
湿った音を撒き散らし


白雪の頬を涙が伝う頃
律動は速度を増す


やがて政宗は小さく呻くと
熱く硬い陰茎はドクドクと
何度も脈打ち白濁した液体を
白雪の口にとろりと吐き出した


「っ……くっ……はぁ…悪い…待て」


政宗が口の中のそれを
吐き出させようとしていると


コクりと
音を立てて飲み込んだ


「っ…‼ばっ…か…飲んだのか？」


「……うん？…
…しよっぱい？かな？」


そう言って首を傾げ
愛らしく微笑んだ


思わず強く抱き締める


「まっ政宗っ…くる…しっ…」


「んなもの…飲まなくていい」


「……政宗がくれるなら
何でも嬉しいから」


政宗の逞しい胸板をそっと
押し退け顔を見上げる


「残さないよ？」


「っ…‼」


心臓がドクンと
音を立てて高鳴る
感情が身体中の
血液を沸騰させた


身体の中心で先程
冷まされたはずの熱が
再び熱を跨げ
硬度を増して直下立つ


「馬鹿だな…
これで勘弁してやろうとしたのに」


腕を引きうつ伏せにさせると
不適に笑みを浮かべて命令した


「四つん這いになれ」


「え…」