第5章 *一番大きな感情編* 完結
\悪魔の儀式/
さぁ? 宴を始めよう?
【はぁーい、どちら様ですか?】
俺は無邪気な子供のような声で扉を開けた。 扉を開けた先には、何十人もの赤い髪をした大人の男達が立っていた
…全員赤髪って何? 流行??
【ここは子供保護施設だな?】
何だか一番偉そうにしてる奴が問いかけてきた
【うん、お兄さん達は?】
声からして昨日の電話の人とは違うだろう…。 なら、他の奴?
【お兄さん達の中に司馬羅って人は居ないの?】
【司馬羅様は国に居られる】
なーんだ…、来てないのね。 ってか、様付け?
【…貴様、何故司馬羅様の事を知っている?】
【聞いたからだよ?】
【…悪魔という奴からか?】
【うん】
=ドスッ!!!!=
【ぐっあっ…!!?】
【俺が、悪魔だよ?】