• テキストサイズ

貴方に有難うの言葉を〜坂田銀八ver.〜(完)

第4章 本当の事を言いたい、でも…


「守ってやる」

「えっ?」

「さっきの"例えば"の話の答えだよォ」

「……」

「"例え話"じゃ無いんだろォ?」

「えっ!?」

「話してみろ」

「……」

「華菜っ!」

「ッ。せ…先生…」

「俺を信じろォ」

「ッ。私…私…」

―ペタッ―

「本当は―」

『喋ったらどうなるかわかってるよね?』

「ッ!!」

「華菜?」

「……」

言えない…

言えないよ…。

だって…

もし…

先生に言ったら…

/ 42ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp