第7章 学校へ
―銀魂高校―
―3年Z組―
「……」
ここが…
私のクラス――
「華菜、心配すんな。俺たちがついてるから」
「総悟…ありがとう」
「入りやしょう」
「う、うん…」
―ガラッ―
「おはようございやす」
「あ、沖田さん」
「サド野郎だけアルカ?」
「いや…今日は華菜も一緒でさァ」
「華菜も一緒アルカ!?」
「あァ。ほら、そんなところに居ないで入りなせィ」
総悟からそう言われ、
私は教室に足を踏み入れた。
「……」
「華菜!!」
「えっ…!?」
―ぎゅう―
私は教室に入ったと同時に
神楽ちゃんに勢いよく、
抱きつかれた。
「きゃっ!?」
「私、嬉しいアルヨ」
「神楽ちゃん…」
<へぇ~春野さんって勇気あるのね(笑)>
《本当本当。アレだけされて良く学校に来る勇気あるよね(笑)》
周りからはそんな声が聞こえた。
「……」
「華菜、アイツらの言う事なんて気にすること無いネ」
「う、うん…」
大丈夫…
きっと…