第7章 対決のゆくえは…
「ごほっ...ごほごほっ...はぁ...はぁ...」
「もう"降参"かィ?」
「ま、だ、だ...」
「はぁ...俺としては早く"降参"してくれると有り難いんですがねィ...」
「うっさい!! まだって言ってるだろう!!」
「はぁ...」
「頼むから...オレの仕事の邪魔をするなよ...」
「華菜、もう一度聞きやす。アンタは"何の為に"こんな事をしてるんでィ?」
「何度言えば解るんだよ、言ったって無駄だって言ってるじゃねーかよ!!」
「華菜...」
「お前には"関係ない"...言ったって無駄なんだよ!!」
「仕方ないですねィ...」
そう呟いて相手はあたしの
首元に刀を近づけて来た......。
「...ッ!?」
「...華菜...答えないと首が無事じゃ済まないぜィ?」
「!!」
な、んなの......
コイツ......