Sweet Life 〜僕らの甘い時間〜【気象系BL】
第11章 かずチップ&さとデール♡
「ねぇねぇ、かずチップ?」
「何ですか、さとデール?」
「あのさ、オイラ達って、もしかしてもしかするとなんだけど…」
なんだろう、さとデールったら珍しく真面目な顔しちゃって…(^_^;)
あ、もしかして僕と別れたい、とか…?
もしそうだってら、僕どうしよう…(。ŏ_ŏ)
「あのさ、オイラ達って、本当は“双子”なんじゃないかな、って…」
へ?
僕達が“双子”(๑• •๑)?
「な、なんでまたそんなことを…?」
いきなりの斜め45°の発想に、僕の思考回路はもうグチャグチャで…(;^_^A
なのにさとデールったら…
「だってさ、最近オイラ、自分の声か、かずチップの声か、全然区別つかないんだ…」
うん、それは僕も思うよ?
けどさ、それがどうして“双子”に繋がるわけ?
「それにさ、身長だってかわんないじゃん?」
いやいや、さとデールの方が、若干小さいけど…?
「…他には?」
“双子”だ、って思うってことはさ、他にももっと思うところがあるから、そう思うんだよね?
「……………ない。そんだけ」
って、ないのかよ…(-_-;)ハァ…
「で、でもさ、かずチップだってそう思わない? オイラ達、“双子”だって思うでしょ?」