第71章 思い出アルバム

でも、流石に中学生にもなると、可愛さは抜け落ちて(相変わらず和とさとくんだけは可愛かったけど♡)、その代わりに男らしさを感じたんだよな…

クラス対抗の応援合戦では、特にそう感じたかも。

皆学ランにたすき掛けして、クラスカラーの鉢巻きしてさ…

あの時初めて、四人が凛々しく見えたっけ…

それが寂しく感じたりもしたけど、頼もしくも感じたんだよね。

まあ、それもその一瞬のことだけどね

その後のフォークダンスなんて、もお…(;^_^A

四人以外とは手は繋ぎたくないとか何とか言っちゃってさ…

アレには先生たちも、相当困り果ててたもんな…

好きな人と手を繋ぎたいって思う気持ちはさ、分かるんだけどさ…、ちょっと違うんだよな…

もうすぐ憧れのあの子と…、ってドキドキ感ってヤツ？それがフォークダンスの一番の醍醐味なんだけど…、あの四人はそれを全く無視してたからな(笑)

ま、周りで見てた女子達にしてみれば、けっこうなワーキャーポイントみたいだったけどね(笑)

懐かしいなぁ…

もう二度とこんな時は戻って来ないけど、いつかあの子達の子供が…

って、そもそも俺に孫なんて期待できるんだろか…？

うーん…、どう考えても無理だよな(;^_^A

ってことは、俺が昌弘さんとの子供を産めば…

そんな馬鹿なことを考えながら、俺の一人寂しい夜は更けて行った。



って、絶対無理じゃん(笑)


おわり♡