Sweet Life 〜僕らの甘い時間〜【気象系BL】
第41章 今日じゃなきゃダメなの
学校に着くと、やっぱり門は閉まってて…
ぼくは学校の裏のつーよーもんに回った。
そしたらね、青い車がとまってたの。
あ、この車もしかして!
ぼくはもんの横にあるブザーを押した。
「はい、何か御用かしら?」
スピーカーから聞こえてきたのは、聞き覚えのある声で…
「あの、ぼくだよ、さとしだよ。ぼく、せんせーに渡したいものがあるの」
「あら、さとくん? ちょっとまってて?」
「あい!」
ぼくはランドセルを下ろすと、じめんにおいてフタを開けた。
そのうち、パタパタが聞こえて来て、せんせーがおっとっとってしながら走ってきて。
もう、おっこちょこいなんだから( ´艸`)プップップッ
「どうしたの、急に…。今日は学校お休みよ?」
「あのね、あのね、ぼくね、みーせんせー大好きよ?」
たぶん知ってると思うけどσ(//ω//)テヘ
「あら、ありがと。先生もさとくん大好きよ」
ふふ、知ってるもん(*´罒`*)♥ニヒヒ
「んでね、コレ…あげるの!」
ぼくはランドセルから取り出した、折り紙のちゅりけんで作った花束をせんせーに差し出した。
「あら…」
「んじゃ、ぼく帰るね?」
「あら、もう…?」
「うん!」
ちゃんとせんせーにプぜレント渡せたから、ぼくはもう満足なの(*^^*)
それに、お昼までに帰らないと、母ちゃんに怒られちやうから…
あ、いけない!
大事なこと忘れてた(>_<)
「せんせー、おめれと(*/▽\*)キャッ」
おわり♡