• テキストサイズ

Sweet Life 〜僕らの甘い時間〜【気象系BL】

第38章 君がいるから…


ねぇ、知ってる?

僕達の前に続く道は、ずっと先の未来へと続いていてね?

そこには幸せな時間が溢れてるんだ。

ねぇ、一緒に歩かない?

僕が聞けば、君はきっと

「俺でいいの?」

って、僕に聞くんだ。

僕の答えなんて決まってるのに…

この山は、君とじゃなきゃ登れないんだよ?

翔くんと一緒じゃなきゃ、幸せな未来なんて意味がないんだよ?

だからもう一回聞くよ?

僕と一緒に歩いてくれる?

瞬間、君の顔が綻んで、その逞しい腕が僕を包んだ。

翔…くん?

見上げた視線の先に、優しく微笑む君の顔があって、その唇がゆっくりと動き出す。

「俺で良ければどこまでも…」

一緒に…

僕達の幸せな未来へと向かって、どこまでも一緒に…



ねぇ、翔くん?

僕には君が必要なんだ。

君のいない未来なんて、きっと色を失くした世界と同じなんだ。

だから…

「二人ならきっと描けるさ、明るい未来が…」

うん。

翔くんとなら…きっと…



おわり♡
/ 324ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp