第5章 アタック開始や
佐々木「あ……いやそれはあかん…」
白石「せ、せやな。変な事言ってしもた…ごめんな」
佐々木「それより…移ってないといいんやけど…」
白石「気にせんでええ、あったかくせぇよ」
佐々木「…わかった」
白石「ほな俺は帰るで。明日は無理せんでな」
佐々木「ん…おおきに」
弱わしく手を振りきみサンは家に入ってった。
白石「……」
フと自分の両腕を見つめる。
今更やけど…俺きみサンを…
お、お姫様抱っ……
白石「っ…」
自分のとった行動に赤くなる。
へ、変に思われてへんかな…
まだ腕にはきみサンのぬくもりが残っとる。
早よ良くなるとええな…