第20章 誤解
佐々木「わ、わかった…じゃあ…目、目ぇ閉じてや」
白石「……」
佐々木「ど、どないしたん…?」
結構あっさりいい言うやなんて…
白石「いや…何でもあらへん。ん」
佐々木「み、見えてへん…?」
白石「見えへん」
佐々木「……」
白石「……」
あれ…?来ぇへんな…やっぱ緊張して…
白石「!!」
佐々木の手が俺の顔に…冷たいからビックリしたわ…
佐々木「蔵…?」
白石「ん?」
今どんな顔しとんのかな…
佐々木「大嫌いやなんて…ウソやから…」
白石「ん。わかっとる」
佐々木「大好きやで…」