第14章 大事な話〜焼き肉
佐々木「手…手ぇ退けてやっ…」
白石「あかん。退かしたら背けるやろ?」
佐々木「か、顔がち、近い…!!」
白石「可愛い顔がよう見えるで」
佐々木「かっ…!」
白石「ええか?聞き逃しは許さへんで?」
佐々木「っ…お、おん…」
白石「ずっと…ずっと前から俺、お前が好きやった」
佐々木「っ…!」
白石「1年の頃からずっと好きなんや…お前の事」
佐々木「1年…!」
白石「はは、こうしてすぐ真っ赤になるんも…この髪も…目ぇも…声も…全部全部好きやで」
やっと言えたわ…俺の気持ち…
佐々木「えっと…」
白石「俺と付き合ってや、佐々木」
佐々木「いっ…今…」
この名前も…ずっと言いたかったんや。
きみサンやなく、佐々木って…