第13章 Loved one 信長ルート
オマケ
翌朝…いや、昼近くに目が醒める
腕の中で眠る飛鳥に口付けを落とすと、薄っすらと目が開く
「安土に戻るぞ…」
優しい眼差しにふにゃっとし微笑むと頷き褥を出る
宿を後にして安土に向かう道中、飛鳥は腰を摩りながら唸る
「うぅ…いたたっ…」
信長がくっと喉を鳴らすと、少し恨めしそうに見上げてくる
『貴様が悪いのだぞ…』
目線を逸らし信長が言うと
「だって…耳か弱いなんて知りませんでした!」
頬を染めて口を尖らず飛鳥を見下ろし
『ワシのせいでは無い』
そう言って馬を走らせるのだった…