第2章 鬼はだぁれ?
黄「みんな!連れて来たっすよ!」
ほぼ強引に連行された私は脱力していた
場所は3階の踊り場
メンバーは
黒子・赤司・青峰・火神・紫原・黄瀬・緑間・高尾
だった
黒「それで、鬼は誰がするんですか?」
赤黄青緑紫火高「「「「「「「っ!!?」」」」」」」
「黒子くん相変わらずだね」
紫「黒ちん居たんだぁ〜」
黒「最初から居ました」
一同苦笑い
赤「そういえば、さっき鬼を決めると言っていたが・・・」
高「じゃんけんでいんじゃねーの、ね?しんちゃん」
緑「そうだな。」
黄「それじゃ早速っ!!」
そして案の定鬼は黄瀬にww
赤緑青黒火高「「「「「「どんまい」」」」」」
黄「やっぱりこうなるんすか・・・んじゃ10数えるっすよっ!」
数える始めると皆凄い速さで散らばって行く
「ど、どうしよう私」
オドオドとうろついていると
「こっち・・・こっちです」
何処からか聞き覚えのある声が
「ここですさとみさん」
振り向くと掃除箱の扉の隙間から声の正体が
「く、黒子くん?」
黒「急いで下さい、見つかりますよ」
中から黒子くんが顔をだした
すると・・・
黄「もーいーっすかぁあ!!?」
遠くから黄瀬君の声がした
黒「とりあえず一緒に隠れましょう」
「え、ちょっ!?」
黒子くんは、私の手を引き掃除箱の中へ引き込む
バタン!と音を立てて扉がしまる
薄暗くホコリっぽい空間に、黒子くんに引っ付いて身を寄せる
「み、見つかんないかなぁ・・・」
黒「大丈夫ですよ」
薄暗くてわかんないけど、微笑んでくれたような気がする
黒「さとみさんって面白いですね」
「そ、そうかなぁ・・・」
黄「どこっすかぁ〜皆ぁ〜」
近くで黄瀬くんの声がした
私はピクッと肩を揺らした
黒子くんと私は息を殺して黄瀬くんにばれない様にじっとしていた
しばらくすると
黄「あっ!・・・見つけたっす!」
いたる所で隠れていたメンバー達が見つかってしまった
赤「・・・しかし、黒子の姿が見えないが・・・」
黄「そういえばそうっすね・・・」