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白い流星【ソードアート・オンライン】

第31章 帰還





~クレハの、東京観光日記~


・5月14日

朝5時から前橋駅へ飛ばしてもらい、始発に乗ってホテルの最寄り駅へ着きました。

東京タワーへ行こうと隣ではしゃいでいます。


そんなケイトにせかされるまま、私は歩んでいきました。

夢中になっていることからか、人混みの中だと気付かないほどに。



ケイト「東京タワーオリジナルグッズだああああ」キラキラ
クレハ「ケイト待ちなさい!」

登る前に売店にていきなり走り出し、グッズを買うことになりました。


展望台へエレベーターにて上がっていきました。



ケイト「ひゃああああ;怖いよおおお高いよおおおお;」ひしぃっ
クレハ「そう言えば突き落とされてから真下の光景が苦手になったのでしたね」遠い目

ケイト「クレハ、少しずつ移動してええええ;」
クレハ「はいはい」ずるずる

小さく溜息を零しつつ腰がすっかり引けているケイトを半ば引きずりながら、少しずつ前に進んでいきました。

東京タワーのガラス床へ(キラン&にや)


ケイト「意地悪!意地悪ううううう!!;」半泣

結果、滅茶苦茶目立ちました。


そのまま放置して、知らん振りしたまま置いて去って行くと

ケイト「ひいいい;~~~~~;(涙」がくぶる←怖過ぎて声にならない

腰を抜かし、はいはいのような体勢になりながらも

必死に私へ向けて行こうとするケイトが…;


係員「大丈夫ですか!?;」

流石に見ていられず、そっとケイトの手を取って去って行きました。

初日から退屈しないで済みそうです。



展望台にはコンピュータ手相占い機なるものがあり

え?そんなにもやりたいのですか?仕方ないですね//(そわそわ)←とか言いながらも気にしている人←黙りなさい//


ケイト「やったあ!150点!!^^//」にこにこ

クレハ「一体何点満点なのでしょうね…//」←とか言いながらまんざらでもない人

手相の後、その相性診断まであり、してみた結果
150点/100点と書かれた項目に、私は不思議と喜びが湧き上がって

天に舞い上がるかの如く異常な心地よさを堪能していました。

隣もまた真っ赤になりながらも、とても嬉しそうに肩を寄せてきました。


結果、その日は一日中、互いに恋人繋ぎをしたままで過ごすことになりました。



今日は本当にいい日です//←幸せいっぱい


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