第3章 オタッキー相葉ちゃん
雅紀side
「あっ…、はぁ…ん…」
えっ、今のって、もしかして…?
ニノッキー…、感じてくれてるんですね?
そうなんですね?
だったら俺、その期待に応えなくっちゃ♪
俺は腰を前後左右、更には上下に動かすと、ゴールに向かって全力疾走を始めた。
「あっ…、ん…、あん…」
「あぁっ…、気持ちイイ…、あぁ…ん…」
部屋に俺たちの、淫らに喘ぐ声が響き、そして…
『イクッ…、イクイクッ…!』
俺とニノッキーは同時にゴールテープを切った。
薄れゆく意識の中で見た画面には、二人のおじさんがニコニコしてチェッカーフラッグを振っていた。
頬に冷たい物が触れたような気がして、俺は瞼を持ち上げた。
「あれ? 俺、どうして…、っ、いててて…(>_<)」
身体を起こそうとすると、腰とお尻に激痛が走った。
「無理をするな。もう少し休んでなさい」
「は、はい…、でも…」
起き上がろうとした俺の身体を、ニノッキーが布団に押し返す。
「いいからいいから。それより、お前にこれを授けよう」
そう言ってニノッキーが差し出してきたのは、俺が憧れ続けたオタッキーの証明とも言える”黄金のコントローラー”だった(๑°ㅁ°๑)ワオッ!!
「免許皆伝、ってやつだ( -ω- `)フッ」
「ありがとうございます、ニノッキー!」
こうして俺は、真の”オタッキー”になることが出来た(*^^)v
…って、なんのこっちゃ(笑)
おわり♡