第3章 オタッキー相葉ちゃん
雅紀side
お腹が苦しい…
それにお尻も痛い…
でも、耐えるんだ、俺…( T^T )
ニノッキーの言う通り、俺は腰をゆっくりと動かし始めた。
すると、画面の中のおじさんも、俺の動きに合わせて右往左往を始めた。
俺、もしかして上手に出来てるの?
「そうだ、その調子だマサッキー。ほら、耳を澄ませてごらん? 聞こえるだろう? 心地のいい音が…」
「は、はい…、聞こえます…。繋がった部分から、ネチャネチャした音が…」
なんだろう…
この音、興奮するかも…σ(//ω//)
「よし、後はゴールに向かってひたすら腰をグラインドさせるんだ」
ゴール…
俺のゴールはどこにあるんだ…?
俺はチェッカーフラッグを目指して、腰を更に激しく揺らした。
「あ、あん…、ニノ…キィ…、おっきぃ…」
「クククッ、何を言ってる。マサッキーのも中々のモンだぞ?」
えっ…?
ニノッキーが俺のコントローラを握った。
「あぁぁぁっ、ダメだってばぁ…」
先端を親指でグリグリされると、堪えきれなくなった俺のコントローラは、透明な滴でニノッキーの手を濡らした。
「さあ、ゴールは近いぞ?」
もう少しでゴール…
見事ゴールした暁にはきっと…(*/▽\*)キャッ
「ん? んん? あぁ? あれ…? やだ、何か辺…。俺、おかしくなっちゃった…みた…い…。あぁぁっ、あんっ…、ひゃっ…」
ありえない程の痺れが、俺の背中を駆け抜けた。