完結 高校の先生と幼馴染みとのイケない関係/盗作NG
第3章 7月の夏ーーー先生と・・・
4月から7月へと切り替わり
夏期講習が終了され、ようやく夏休みへと突入開始される。
夏休みに入っても、家庭教師として教師として働く宏樹先生とのクラスの女子達には内緒で秘密の勉強。
前回は少しだけ、先生の過去を話してくれて泣いちゃったけど。
何も文句言わないで優しく頭を撫でられておさまったけど。
いいなぁ。皆夏休みに楽しく行事出来て・・・ーーー
「咲永さん。今の話、ちゃんと聞いてた?話してる時には、ちゃんと正面に向き合わないと、いけないでしょ?」
「う。ごめんなさい・・・」
「最初から話すけど。今度の休み、出かけてみない?二人だけで・・・」
「へ!?せ、先生と二人きりで!?」
「そんなに声裏返してどうしたの?」
「あ!急にすみません。でもどうして・・・」
「ほら。初めて家庭教師として、勉強教えに来た時に、君を泣かせてしまったから。迷惑かな?」
「そんな・・・嬉しいです、行きたいです。どこへ出かけるんですか?」
「良かった。行き先は秘密だよ。」
「気になります。教えて欲しいです。お願いします・・・」
先生の口元が一瞬歪んだ後
壁ドンされてーーー
「君が俺の彼女になってくれたら、教えてあげても良いけど?どうする?」
なに・・・先生、いつもと違う。
甘いマスクの大人の草食系ではなく
狙った獲物をターゲットにして
ぐいぐいと攻める肉食系。
困ってうつむいてしまうと、くすりと笑われ・・・
「冗談だよ。ごめんね?行先は、駅前に着いたら教えてあげるから。当日は遅れないようにね?楽しみにして待ってるからねーーー咲永さん。」