完結 高校の先生と幼馴染みとのイケない関係/盗作NG
第3章 7月の夏ーーー先生と・・・
休日の日、駅前にて先生を待っていると知らない人から声をかけられてしつこく攻められ困っていると
「俺の彼女に何か用でも?」
「先生・・・」
「!すみませんでした・・・」
先生の圧力で、逃げちゃった。
凄い・・・
「あの人から助けてくれて、ありがとうございました。」
「僕は咲永さんが困ってたから助けただけだよ。それに君は俺の『大切な生徒』だからーーーそれだけだよ。」
ズキ・・・っと胸が痛んで少し苦しくなった。(生徒というキーワードで)
私は先生にとって、どのような存在なの?私は先生が、好きなのに・・・
両想いだったら、どんなに嬉しいか
この気持ち、先生には分からないのかな?伝わってないのかな?
そんな想いを背負いつつ、デートを楽しむ私達。
楽しい時間はあっという間に過ぎ去る
この気持ちを背負ったまま終わるのは辛い。嫌・・・だから先生に直接向き合ってーーー
「先生、私。ずっと・・・入学式の時から先生に、一目惚れして、好きになりました。私とつきあって下さい・・・」
「僕と君は教師と先生なんだよ。それでも君は僕と恋人になりたいの?」
「それでも。私は先生が好きです。お願いします・・・」
先生は一言も言わないでだんまりと真剣に見つめると視線を泳がせ・・・
「分かった。そこまで言うなら君と付き合ってあげる。条件つきでね・・・」
条件?
「俺達が付き合ってる事は、ばれないようにする事。これが条件だよ。ちゃんと約束守れるよね?」
「ーーー守れるように精進します。」
「ありがとう。これから君の事、さなちゃんと呼ばせてもらうね。二人きりでは先生でなく、宏樹さんと呼べよ・・・いいな?」
「はい、宏樹さん。」