第2章 《裏》ヤキモチも大概に。【桂小太郎】
私の彼氏は、ちょっと独占欲が強い。
いや、ちょっと所ではない。
私がちょっとエリザベスと仲良くしているだけで、
お仕置きだと言ってバイブを秘部に突っ込まれたり…。
躯は悦んでいるのだが、心は満足いかなかった。
お仕置きじゃない愛が欲しいー…。
そんなことを思う私は淫乱でしょうか?
夏希「桂さん!今日はかぶき町で特売があるので行ってきます!」
桂「ん?あぁ、わかった。気を付けるのだぞ。」
夏希「は~い!」
回りから見れば、
私達は只の親子。
だけど、
こう見えてもれっきとした恋人同士だ。
夏希「ん~。やっぱり大人の色香ってやつが必要かな…」
わたしは、かぶき町でぶつぶつ言っていた。
神楽「ん?あ、夏希アル。」
夏希「あ、神楽ちゃん!」
神楽「こんなところで何してるアルか?」
夏希「今日は大江戸マートの特売日だからね!」
神楽「そうアルね。大変アルな!」
夏希「うん、でも楽しいよ!」
神楽「ふ~ん。じゃ、夏希はこのあと予定あるアルか?」
夏希「特に無いかも…。」
神楽「じゃ、銀ちゃんのとこ行こうヨ!夏希の悩み、きっと晴れるアル!」
そう言うと、神楽ちゃんは私の腕を引っ張った。