第38章 漬け込みます→馴染ませます
車椅子に乗せられ病院の表に出ると、
涼太さんがタクシーを止めた。
涼太
「さ、乗ろう。」
私を車椅子から抱き上げると
後部座席に乗せてくれた。
運転手
「大丈夫かい?」
サングラスをかけた男性が心配そうに声をかけてくれる
みわ
「ありがとうございます…大丈夫です」
涼太さんは車椅子を戻しに病院に戻る
運転手
「入院着のまま…だけど……どうしたの?」
みわ
「着替える服が無くって…」
(嘘じゃない…バックしか返されてなかったから)
運転手
「そうかい…」
"バタンッ"
涼太さんが戻ってきて私の横に座った
涼太
「お待たせしました…歌舞伎町の………」
歌舞伎町にあるマンションまでと涼太さんが運転手に頼む
運転手
「はいよ」
ゆっくりタクシーは病院から離れる
涼太さんは私を抱き寄せ身体を支えてくれる
(サヨナラ…真選組…サヨナラ…篠原さん……)