第23章 ヘンゼルとグレーテル【お婆さんサヨナラ】
山崎
「佐藤さん!逃げて!!早く!!」
みわ
「は、はい!!」
私は急いでログハウス出口に向かって走り出そうとした時…
腕に鋭い痛みが走った。
みわ
「痛ッ!?」
走りながら腕を確認すると…
出血している。
(土方ネズミはどうしたの!?
私の背中は衛ってくれるんじゃなかったの!!?)
土方ネズミ
「す、すまねぇ…
こんな時に限ってニコチンが切れてしまってな…
ちょっくら一本吸わせてもらって急いで戻ってきたらこのザマか…
山崎!お前が居ながら…いったいどうなってんだよ!!」
山崎ネズミ
「……佐藤さん…この人の事はほって置いて…
とにかく森に逃よう!!」
みわ
「はい!」
負傷した妹は腕の傷口をもう片方の手て抑えながら、
ドアノブに手を伸ばした瞬間…
お婆さんの支配下にある隊士…
じゃない子供達が妹が外に出られないように
華麗な動きで妹の手首に手錠をはめた。