第9章 ライバル出現?-翔side-
夜中までかかった収録が終わり、
急いで5人での雑誌の取材に向かう。
ちゃんのことしか、
収録中も頭に入ってこなかったわ(笑)
〈櫻井さん、到着しましたよ〉
マネージャーにそう言われ車を出て、
とあるスタジオに走って向かった。
「あ!翔ちゃーん!早く、こっちこっち」
そう俺を手招きするのはもちろん相葉くん
「おはよ、相葉くん
みんなはもうスタジオ?」
「うん、そうだよ。
ほら、翔ちゃん準備してきてね」
相葉くんに背中を押されて楽屋に入る。
ガチャっ
そこには、もちろんちゃんが
仕事をするためにいて…
「お、おはよ」
『あ、お、おはようござい…ます』
なんだ、この空気
あ、俺が告白したからか…だよね(笑)
『その…間に合ってよかったです』
「え、あ、え、うん。よかった、うん」
『ふふ(笑)
じゃあ急いで…やっちゃいましょう!』
その合図で俺は椅子に座った。
とりあえず、いつもどおり…
新聞でもひたすら読んどきますか…。