• テキストサイズ

サクラ色のコイゴコロ

第18章 幸せの選択


「ん、はい!あげる!」

撮影の休憩で相葉さんが珈琲をくれて、
二人で地べたに何故か体操座り(笑)


「んもぉさー!急にやめないでよ!」

『すいません……でした……』

「まーね?いろいろあるだろうからさ?
大丈夫なんだけどさ!寂しいよ~!」

『ふふ……そう言われると嬉しいです』


やっぱり相葉さんの笑顔に救われる。
なんかスーパーマン的な?(笑)



「翔ちゃんなんてさぁ……」

『え?翔くんが?』

「ヒャハハ……やっぱ気になるでしょ?」

『え、あ、いや……まぁ……』

「だよねぇ……恋愛って難しいね」


その言葉がジンときてしまった。
本当に難しい…
一つ何かでつまずくと立ち直れなくて、
でも立ち直る方法はきっと簡単で……

私たちはただ不器用だっただけ




「翔ちゃんはね、元気だよ?
ただ働きすぎってかんじ~?
全くもって休んでないからね……」

『そんなことしたら、また……』

「翔ちゃん、不器用だから
頭良すぎて俺みたいにバカになれないの」

『…………』

「そういえば、最近ね?
よく寝言で言うんだよね」



相葉さんは少し切なそうな顔で、



「ちゃん、行かないでって」



/ 125ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp