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【HQ】俺が恋したのは超鈍感少女だった

第23章 カワイイサンタと色気のサンタ




連れて来られた場所はトイレだった。
するとテツは言う。


「なんでパンツ見せあってんだよ」
と。
そこまで怒ってる訳ではないようだ。

…良かった。

ホっと胸をなで下ろすと
その手をテツに引かれた。


「許してやるからさ
その手に持ってる箱…俺に頂戴な…」


すると私の耳に口を近づけて言った。

「早くしろ」

と、
息を吹き込むように言うその声は
私の頭を蕩けさせるのに充分だった。


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