第23章 カワイイサンタと色気のサンタ
するとこうくんは
私のスカートをたくしあげる。
「カワイイお尻っ」
語尾に音符マークでも付きそうなぐらいに
元気なこう君
カチャ
と、音がした方に目を向けると
すると今度はちゃんとテツが来た。
「テ…」
私がテツと言うより先に
テツが怒りを表した顔で
この場にいる3人に言う。
「これはどういう状況だ?」
そりゃそうだ。
今、私は京治のズボンを下げている。
私の後ろではこうくんが私のスカートをめくっているという状態。
私だって部屋を開けて…しかも自分の部屋で
こんな状況だったらそう問いかけるに決まってる。
でもそれよりも
私はテツの格好について触れた。
「テツがサンタ!」
でもよく見たら
みんなサンタだね?