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【HQ】俺が恋したのは超鈍感少女だった

第12章 文化祭準備!


黒尾side

文化祭の準備を始めてから、
3週間が、経つ。
文化祭の準備をしていても、
「ちょっと男子ぃ〜ちゃんとして!」
なんて可愛い声も聞こえず、
俺たち男子は星座について考えていた。


…星座ねぇ…

「俺、オリオン座しか知らねーし」

「さそり座だけー」
大三角形…みたいなやつ無かったっけ?
…夏の大三角形…みたいな?

みんなが唸りながら考えていると、
バタン!
と、勢いよくドアが開く音。
その音とともに、
佳奈の可愛い姿が視界に映る。


「ちょっと!男子!」

「おっ!
文化祭と言えば?」
響が言うと、ほかの奴らも
だよな、だよな
と、みんなして同意している。

「なんのこと…?
あ、あのねコンピューター室つかっていいって。」

「なんでコンピューター室?」

「どうせ星座わからないでしょ?
…正直私も分からないし…だから、代表で2人!
星座について調べてきて!絵が上手なひと!」


調べに行く人が決まり、
佳奈が、部屋の鍵を渡すと、
2人は教室から出ていった。

「ほかの人は部屋の設計!
と、長机を4階から運ぶこと!
響は、私と一緒に行動すること。
勝手にどっか行くの禁止!」

「へーい」

嫉妬なんかしてねぇ…
学級委員なんだか仕方ねぇだろ…


俺ってこんなに独占欲強かったっけ?

ったく
後で絶対キスマークつけてやる。
俺のものだってシルシ。
文化祭までには絶対に。

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