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真選組女中物語

第8章 公認カップルとなって



その夜

「土方さん、今お時間よろしいですか?」

土方の自室前に座り確認を取ると

「ナルミか、どうした?入れ」
と声が返ってきた。

「まだお仕事されているんですね。お疲れ様です。
お茶どうぞ」

「おう。ありがとうな。
ナルミはもう風呂入ったのか。」

「はい。先に頂きました。」

「……そうか」

はぁぁぁぁぁ。
風呂上がりのナルミを
目の前にして触れられないなんて
どんな罰ゲームだよ


「土方さん…」

「なんだ?」

チュッ


















「あっあの沖田隊長からイチャイチャ解禁してと
言われたのでっ、なんだかその方が隊士の皆さんが平和だそうで…急にキスしてごめんなさいっ」


「………………………………」


「あっあの?土方さん?、もしもーし?」


土方は鳩が豆鉄砲を食らったような顔をして
固まっていたがハッ!と意識を戻した。


「かっ!解禁か!?じゃあ今までの様に
お前に触れてもいいのか!?」


「…はい」

ナルミは顔を赤らめコクリと頷いた

瞬間、


ドサッ
土方はナルミを押し倒した


「ちょっ!土方さん!?いきなりですか!?」

「んだよ、この状況でまたお預けなんて
酷なこと言うのかよ」

「そういうわけじゃ…やんっ!」

「わりぃがもう止まらねぇぞ?」

「あっ!やぁん…」


その夜ナルミは土方にたっぷり愛されたのだった。
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