第8章 公認カップルとなって
「よし!全部干したぞー!」
カラッと晴れた日
中庭一面に隊士達のシーツが
干され、風にバサバサとなびく
「はぁースッキリ気持ちいなぁ」
「よう。お疲れさん」
「土方さん。お疲れ様です。
休憩ですか?お茶淹れましょうか?」
「いや、それより」
チュッ
「………土方さん、
誰かに見られたらどうするんですか?」
嬉しいけど!!
「この洗濯物のシーツに隠れて見えねぇよ」
先日の媚薬事件で隊士達に私たちの関係が
バレてしまった。
土方さんはたまに隊士達の目を盗んで
こんなことをしてくる
「もう!」と言いつつ2回目のキスを
受け入れようとした瞬間
「何やってんでい。」
ぎっくーーーーー!!!!
突然の沖田の登場に二人は
一瞬ピシッと固まり
慌てて離れる