第3章 次はオレの番【黄瀬】
黄瀬side
先生「今日は期末テスト2週間前だから、もうそろそろテスト勉強本格的に始めろよ。じゃあ、また明日な。」
クラス「さようなら~。」
黄瀬「(もう期末の時期ッスか。)」
先生「おい黄瀬、職員室に来い。」
黄瀬「えっ、なんでッスか!?(オレ何かしたっけ?)」
先生「いいから早く来い。来れば分かる。」
黄瀬「…はい。」
職員室
先生「で、何で呼びだされたか分かるか?」
黄瀬「分かるわけないッス。」
先生「お前、怒られると思ってるだろ?違うぞ。これを渡そうと思ったんだよ。」
黄瀬「何スか、これ?…うわっ、これってもしかして。」
先生「黄瀬、中間テストの点数覚えてるか?このままだと期末も危ない。だからそれは、各教科の対策プリントだ。」
黄瀬「こんなにできるわけないッス!!」
先生「やりたくないなら、やらなくていい。その変わり、赤点取ったらバスケできなくなるけどいいのか?(ニヤッ」
黄瀬「…うっ。やるしかないってことッスか。」
先生「どうする?」
黄瀬「バスケできなくなるのは嫌だから、やるッス。」
先生「そうか、頑張れよ。」
黄瀬「はぁ…。」