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憂鬱シンデレラ

第2章 私の憂鬱


『ねえ、相談、してもいい?』


やっぱり、相談してみることにした。



「いいよ。何?」





そういって聞く姿勢になってくれる高橋君はやっぱり優しくて。




『・・・許婚が、いるんだって』

そこから私は全部話した。



生まれたときから決まっていたこと、
嫌 といったのに無理やり準備を進められていること。


今回の結婚は財閥を守るための 政略結婚 であること。


今まで誰かに相談したくて、でもいえなかったこと、

全部、吐き出した。
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