第9章 新しいイベント
来島「楽しかったっすー!」
『トラブルもあったけどね』
河上「また集まってどこか行くでござる」
『そういえば、みなさんは夏休みの課題終わってるんですか?明後日学校ですよ?』
高杉以外の顔が青ざめた
高杉「7月中に終わらせた」
『私も同じく』
河上「あとちょっとでござる」
武市「教科書問題だけです」
岡田「あとはプリント集だけだよ」
来島「わ、わたしひとつも手ぇつけてないっす」
Wow
『頑張れーw』
来島「人事だと思ってー!」
『だって他人事だモーン!』
と笑い合いながら帰った。
『じゃあね!高杉くん!ありがとう!』
高杉「手ぇ出せ」
『えっ?』
私に渡されたのはひとつの小さな箱
『開けていい?』
高杉「ああ」
箱を開けると、そこにあったのは紫のピアス。
『ッ!これ!』
高杉「良かったらつけろ。いらなきゃ捨てていい。」
『ありがとう!大切にする!』
高杉「これ。片耳に2つつけるタイプのやつだからな。お前の右耳、ピアスホール2つ空いてんだろ。」
『あー。これは中学んの時グレてて開けたやつでして…お恥ずかしい黒歴史でございやす』
わはっと高杉は笑い、くしゃくしゃっと頭をなでて帰っていった。