第6章 お風呂と夏月
『みとれてなんかない!』
夏「ふ~ん」
奏「なにしてんの!夏月!
あーもう本当にムカつく!」
響「先越されたわ」
恭「は、破廉恥な!」
蓮「お風呂あがったけど?
なに騒いでんの?」
そこには腰にタオルを巻いただけの蓮さんが
『れ、んさん?』
蓮「どうしたの?美羽?おーい」
蓮さんに背中を向けてしゃがみこむ私
おーいじゃなくて服着てよ!
恭「蓮さん、服着てください...」
響「美羽いんだからよ」
奏「変態なの?露出狂?」
蓮「あ、ごめ~ん
美羽居たんだ」
早くどっか行け!
ペタペタと足音が遠くに消えて
蓮さんがいなくなったことがわかる
恭一郎君が手を出してくれて
立たせてくれた
夏月はニヤニヤしながら
私達を見ていた
夏「俺次風呂はいるわ
美羽も一緒に入るか?」
『はいるわけないでしょ!』
夏「ジョーダン」
そういって夏月はお風呂場へ向かった