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俺達に溺れろ

第2章 私とあなたたち


それから30分ほどたち

夏月と奏と恭一郎くんが

立ち上がって

それぞれ自分の部屋にいった

1人ポツンと残されたリビング


『広いなぁー』

若干声が響く




しばらくすると


パタパタとスリッパの音が聞こえて


ドアが勢いよく開くと



奏「じゃーん!」


『か、奏?』


奏「そうだよぉ!どう?格好いい?決まってる?」


そこには髪を後ろにながして白のスーツに

赤のネクタイをした奏がいて



ポーズしてました...


『う、うん!格好いいよ?』 


そう言うと奏は顔を


一段と明るくさせて


奏「マジでっ!嬉しい!」


そういって奏はくるくる回って


私は目が回らないか心配してると


髪型は朝とは変わらないけど


紺色に金色のネクタイをした

恭一郎くんが!

仕事めっちゃ出来そう!

出来そうじゃなくて出来るんだよね...


怖いわ!恐ろしい!


恭「夏月はまだですか?」 

『まだ来てないよ?』


恭一郎くんはそうですかというと


私の向かい側に座って


時計と私を交互に見比べて


奏に夏月を呼んでこいと言った


まぁ、奏はしぶしぶ行ったけど...  

 
奏はまた元気にドアから勢いよく入ってきて


奏「夏月もう来るよー!」


と言い終わった瞬間に


後ろから目隠しされて...

夏「はいだーれだ」

 
『いや、夏月しかいないでしょ?』


たまに子供っぽいよな夏月って






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