第1章 出逢い
カズくんがどっか行っちゃって、大野さんと話せないでいると大野さんが
大「俺と何話す?」
うちはとっさに
「えっ」
って言っちゃった~
どうしよう…
大「俺、君のこと何て呼べばいい?」
「あっ、えっと…」
また、微妙な答え方したゃった…
「あっあの…私…鈴木愛芽っていいます
呼び方は何でもいいです…」
言えた!!
すると大野さんが
大「じゃあ普通に愛芽ちゃんでいい?」
「あっ、はい!!」
大「愛芽ちゃんって元気なんだね
相葉ちゃんと気が合いそう」
「そうですか?相葉先輩は元気良すぎて無理のような気が…」
大「ふふっ」
「何で笑うんですか?」
大「相葉先輩って」
「だって先輩じゃないですか」
大「相葉ちゃんの精神年齢、小学生並だよ」
「でも、先輩ですから」
大「じゃあ後で相葉ちゃんと話してみたら?
きっと、敬語だとタメにして!とか、先輩って呼ばなくてもいいよって言うと思うよ
それに俺たち皆、『先輩』って言われるのあんま好きじゃないんだよ」
「そうなんですか」
大「そうだよ。だから俺のことも先輩呼びしないでほしいんだけど…」
「でも、先輩ですし…
あっ、大野さんでいいですか?」
大野さんって既に言ってるけど。口じゃないけどね
大「ん~ まぁいいよ
あっそうだ、急で悪いんだけど何か愛芽ちゃんと喋ってると楽しいから番号教えて。もっと仲良くしたい」
「はい!!」
うわ~先輩から番号教えてって言われちゃった
それに、楽しいだって
嬉しっ!