第14章 カムフラージュ?
松「ん。あれ?相葉くん、目ェ赤くない?」
相「!」
櫻「つーか…。顔、どうした?ヒデーことになってっけど」
大「ホントだ」
相「あ、うん…。ちょっと…ね…」
松「ちょっと?」
二「…」
櫻「あ~…、花粉かぁ!」
大「そっか。春だもんね。でも、マジで今日のはヒデェな…」
松「ね。せっかくの男前が台無しになってるよ。てか、マジひでーんだけど。大丈夫?」
櫻「ねえ?これ、メイクでいけるか?」
…ヤバイ。顔こすりすぎた。でもまだ目に涙が…。うっ、はだびず(鼻水)も…。
松「あ~あ~!こすったらダメだって!ほらっ、ティッシュも、俺の使っていいから。はいっ!」
相「ん…。ありあと…。ズヒッ、ブビーッ!!」
大「豪快だ(笑)」
はー…。優しさが染みるな。潤いと肌触りが違うよね、このティッシュ…。
櫻「マジで大変そうだよな。…俺にはわかんねえけど」
大「ね。いっつも目ウルウルしてさ。なんか…泣いた後みたい(笑)」
相「!」
り、リーダー…。
二「あーたがそれ言う?ちょっとこっちおいで。鏡見てごらん」
大「…なんで」
二「いいから」
たぶんまったく本気では思ってないだろうけど、それ以上追求される前に、さり気な~くニノがリーダーを連れてってくれた。