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ひとしずく【気象系BL】

第4章 ゆきうさぎ


S side

声が聞きたかったけれど
自分から電話をする勇気も無く
ホテルの部屋で佇んでいると
携帯電話が鳴る

愛しい人の名前
すぐに出たいけれど
今日のこと上手く説明出来るかな

迷って迷ってやっと出ると
優しい恋人の声がした

声が聞けて嬉しいのと
これからの不安で
気が付くと子供みたいにワンワン泣いていた

「じゅん・・おれと・・わかれないでぇ」

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