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ひとしずく【気象系BL】
第4章 ゆきうさぎ
やっと全ての仕事が終わり
自宅に着いたのは23時を過ぎた頃
翔くんはホテルに着いたかな
移動で疲れてるかな
帰り際の翔くんを思い出す。
いつもなら次の仕事頑張ってねって
お互い笑顔で送り出すのに
今日は目も合わせずに別れた。
ダメだ、このままじゃ。
俺は携帯電話を取り出し
翔くんにかけてみる。
呼び出し音が鳴る。
1コール、2コール、3コール・・。
出ないかも・・。
そう思った時。
S 「・・もしもし」
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