第48章 もふもふ
A side
スヤスヤ眠る翔ちゃん
愛しいこの人は、やっぱり1人にしておけない。
自宅のテレビ画面、深夜の生放送であなたを見ていたら、白いニットを着てきたなんて自分の可愛い私服姿をお茶の間の皆さんに向けてペラペラ喋ってた。
落ち着いていられなかった。
誰かに狙われでもしたらどうしようって!
気が付いたら車を飛ばしてあなたのマンションにいた。
問い詰めようかと思ったら、白いニットはヤキモチだったの?俺が抱っこする犬へのヤキモチ。
手首に巻き付いたニットでは、あなたを縛り付けておけないから。
俺の気持ちが伝わるまで体に教え込もうかな。
S 「んんっ・・えっ!?ああぁぁあん」
end